人生、しみじみと・・・

一児のパパTonyが、日頃のあれやこれやを斬ります。

Tonyパパ流ドラマツルギー

昔からドラマはよく観ます。
最近子供のお受験であまりテレビを観なくなっても、ドラマだけは録画して、好きな時に観ることが多いです。
好きなジャンルは、刑事ドラマだったり、サスペンス、社会派のものが多いですね。
今のクールに観ているのは「相棒」(テレビ朝日)、「科捜研の女」(テレビ朝日)、「アンナチュラル」(TBS)、「99.9-刑事専門弁護士」(TBS)、「BG〜身辺警護人」(テレビ朝日)、「特命刑事 カクホの女」(テレビ東京)あたりでしょうか。
若い頃は、「東京ラブストーリー」「101回目のプロポーズ」(いずれもフジテレビ)をはじめとした恋愛ものもよく観ていましたが、年齢とともにそういう「惚れた腫れた」の話が鬱陶しくなってきたせいもあって、ほとんど観なくなりました。それならむしろ、サラッと流して観れる分、2時間ドラマの方が好きです。


実は私、昔脚本家を目指していた時代があり、パソコン通信の頃、Niftyの脚本家フォーラムに参加していました。
Niftyのフォーラムとは、数多くカテゴリー分けされた会議室(フォーラム)があり、さらにその下にいくつものスレッドがあり、ツリー形式で参加者がそれぞれ自分の意見を書き込んでいく掲示板のようなもので、今のmixiとよく似ています。
脚本家フォーラムには、大多数の素人と一部のプロの脚本家や業界関係者の方々がよく書き込みしていて、ドラマや映画、バラエティ番組などの脚本、構成、演出などについて熱い議論が頻繁に交わされていました。
そんな中、毎月のように「勝ち抜きシナリオ道場」なるものが行われていました。一つの「お題」を元に、アマチュア脚本家である参加者が挙ってシナリオを投稿し、締め切り後にプロアマ問わず審査員となり、最高作品と思うものを3作選び、上から「天」「地」「人」の採点をそれぞれつけます。そしてその「天」の数が一番多かった作品が優勝となります。
勿論優勝したからと言って賞金や賞品がもらえるわけでも、またどこかのテレビ局で映像化されるわけでもありません。ただ、プロの脚本家の方に採点の際、「面白い作品」「つまらない作品」「どこが良かったか」「どこが出来ていなかったか」「こうすればもっと良くなる」「私ならこう描く」といった、的確な批評をしてもらえることがあるのです。
私もよく投稿していて、優勝させていただいたこともありましたが、中でも「法医学教室の事件ファイル」シリーズや「火災調査官・紅蓮次郎」シリーズの脚本家、今井詔二先生に高評価をいただいたことがあり、大変嬉しかったことを憶えています。今井先生とは、一度フォーラムのオフ会でお逢いしましたが、ドラマ制作のウラ話なども聞けて、楽しかった想い出があります。


そうしてドラマの脚本の勉強をさせていただいていたお陰で、今でも良いドラマ、ダメなドラマを見分けることもできます。
よく視聴率のことがネットでも話題になりますが、流石に高視聴率となるドラマはやはり展開のテンポの良さ、科白の小気味良さがあり、何より視聴者をぐっと引き寄せています。逆に、視聴率の低迷するドラマは、テンポ、科白共に拙く、観ていて疲れます。そしてこの前者と後者の大きな違いは、主人公やシチュエーションが好感、共感が持てるか否かの大きな違いがあります。


某テレビ局の方、私が脚本描いたら高視聴率取れますよ。←ほんまかいな?(笑)


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平昌オリンピックの盛り上がりに思うこと

さて、前回までの「国立大附属小学校受験」騒動が一応終了してからというもの、まったく更新していませんでしたが、まぁ、その後の経過はまた近いうちに書くことにします。


今回からはブログのカテゴリー通り、オヤジ日記ブログの内容で行きたいと思います。
まぁ、お酒でも飲みながら、とりとめのない話をしましょう。


今回は最近話題のオリンピックについてちょっとだけ語ろうと思います。
巷では、連日のように「平昌冬季オリンピック」の日本人選手の活躍の話題で盛り上がっていますね。
私の勤め先でもご多聞に漏れずやはりそうです。若い女性たちが「◯◯選手がイケメンだ」とか、「××選手はカッコいい」とか・・・。女の人って、大体容姿から入るんですよね。(笑)
それは兎も角、私も幼い頃札幌(冬季)やミュンヘン(夏季)のオリンピックをテレビで観て以来、世界のスポーツイベントでの日本人の活躍をとても楽しみにしていますので、今回も是非とも期待したいと思います。
しかし、しかしです。何故か自分の中で今回の平昌オリンピックはもうひとつピンと来ないというか、盛り上がっていないのです。
何故でしょう? 自分でもよくわかりません。
フィギュアの羽生結弦くんの活躍は観たいし、レジェンド葛西選手にももう一花咲かせてほしい。ジャンプの高梨沙羅ちゃんの銅メダルやスノボHPの平野歩夢くんの銀メダルも凄く嬉しかった。これは嘘偽りない想いです。
でも、いつものスポーツイベントの時のような、「勝てるかな?」「どうなるんだろう?」というドキドキ感、ワクワク感が、今回はあまりないのです。
一体どうしちゃったんでしょうね?(笑)


考えるに、一つは時間的な問題かなと思います。
日本と韓国は時差がないので、平日で競技が日中に行われると、当然その時間帯は仕事しているのでリアルタイムで観られない。
これが北米、南米、欧州開催だと夜中まで起きて観ることになりますが、それも世界大会の醍醐味とも言えます。
日本では1998年長野(冬季)オリンピックや2002年のサッカーW杯日韓共同開催大会以来、長いこと時差なしの世界大会から遠ざかっていたため、いつもの感じと少し勝手が違うということを、頭ではなく体で感覚的に感じているのかもしれません。
また、個人的、家庭的な問題として付け加えると、前回までお伝えしたように、我が家では子供の勉強している間や夕食の時間はテレビを点けないというルールが続き、いつの間にかそれが習慣化したため、この1〜2か月テレビのニュース番組はほとんど観ていなかったので、「オリンピック開催まであと◯日!」というような情報を得ておらず、気がついたら始まっていたというのも原因の一つなのでしょう。
そしてもう一つは、何よりここ10年ほどの間に日本人選手が成長し、一部の種目では世界との差が小さくなり、むしろ日本が世界をリードする立場になってきたことで、日本選手のメダル獲得がもはや悲願ではなくなったため、昔より応援する熱、エネルギーというようなものがなくなってきたのではないかと思うのです。
これは、例えば「相撲」で、幕下や十両の頃は体も小さく、非力ながらも一生懸命頑張って着実に人気を集めていた力士が、やがて大関、横綱に昇進した途端に人気がなくなってしまうのにどこか似ています。
おっと、誤解しないでくださいね。日本選手を応援する気がなくなったのではなく、応援の度合いが変化してきたという意味です。
最後にもう一つ付け加えるなら、私が歳をとったからでもあり、またオリンピックよりも日々の生活で大事なことが身の回りに山積していて、そちらに気をとられているからなのかもしれません。
そう考えると、今の私は童話の「蟻とキリギリス」なら、キリギリスには絶対になれないなとつくづく思います。


何はともあれ、頑張れニッポン!


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国立大附属小学校受験④〜二次検定・抽選、そして完結〜

我が子の国立附属小学校受験の最後の砦である「二次検定」の抽選の日がとうとう来てしまいました。
本当に自分の受験のとき以上に緊張します。私たち夫婦は、もう何日も胃の痛みが治りません。


しかし、泣いても笑っても、今日で国立附属小学校受験はすべて終わり、入学できるか否かが決定するわけです。
「人事を尽くして天命を待つ」。
一次検定の前にその言葉を教えた時、我が子はきょとんとしていましたが、「これまで教わったこと、やるべきことを一生懸命やって、後は神様仏様にお任せしなさい」ということだと説明すると、しっかりと頷いていました。その結果、一次は合格しました。
そして、私は今日家内が抽選会場である小学校に一人で乗り込み、当選の札を高々と天に向けて掲げ、我が家の悲願である国立附属小学校の入学の権利を勝ち取るというストーリー展開を心に描いていました。


しかし、まさかは本当に起こるものです。
午後2時半ごろ仕事中に私の携帯が鳴り、「当選」の報が来たと思い電話に出ると、泣きじゃくる家内の声。
私は一瞬頭の中が真っ白になり、「ごめん、ダメだった」という家内の言葉を理解するのにしばらくかかりましたが、気を取り直し、「ママのせいじゃない! みんな頑張ったんだ!」と声をかけました。
ただ、頑張って一次を勝ち抜き、「国立に行けるぞ」と半分以上思っていたであろう我が子には本当に申し訳ないことをしたと思いますし、落選の報を聞いた時の反応が目に浮かぶようでただただ胸が痛みました。
それからの私は、ぼーっとしてほとんど仕事どころではありませんでしたが、すぐに気持ちを切り替えました。
家に帰ると我が子を強く抱きしめ、「ごめんな、よく頑張ったのに。ただ、お前は試合には負けたけど、勝負には勝ったんだ。胸を張っていい。お父さん、もっといい中学に入れるようにしてあげるから、一緒に頑張ろう!」と言ってあげました。
そして神様仏様は、欲しいものを与えてくれるんじゃない。本当に必要なものを与えてくれるんだ。そしてこれはお前にとって必要な試練なんだ。いつか、これでよかったと言える日が必ず来るんだ、ということも教えてあげました。
何度も頷く我が子の未来にどうか栄光あらんことを・・・。
今回の受験は、我が子の長い長い人生の中では、ほんの通過点にすぎません。しかし、この数ヶ月で、我が子はとても得難い、貴重な経験をして大きく成長しました。そしてその経験は我が子のこれからの人生での大きな財産になると思います。そして私たち夫婦も、我が子の受験で多くのことを学びました。この経験、学びはこれから大切にしていかなくてはなりません。


ひとまず、我が家の「大いなる挑戦」は幕切れとなりました。しかし、第一幕は完結しましたが、まだまだ終わりではありません。
これからは小学校というステージで、新たなる挑戦が始まります。6年後の中学受験という長期的な戦いです。
鉄は熱いうちに打て。・・・勉強して結果を出すという手応えを覚えているうちに、早く次のステップに踏み出さなくては・・・。
第二幕、頑張ります。



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